続いては、「並行在来線・函館―長万部間“今後20年間で修繕・更新に57億円必要”の試算出る」の話題を一つ。JR北海道は、2030年度末の北海道新幹線札幌延伸時に同社から経営分離される並行在来線の函館本線“函館―長万部間”(総延長147.6㌔)について、2018年度~37年度の「20年間で橋や車両などの大規模修繕・更新に計57億円かかる」との試算を示した。今回、並行在来線存続に必要な経費の規模が初めて提示されたことで、路線の存廃をめぐる議論が今後加速しそうだ。これについて地元の首長からは、さらなる情報開示を求める声が上がっている。
●JR函館本線の「長万部駅」

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