407 国鉄日高本線「静内機関区」。
JR日高本線は、2021年3月末をもって“鵡川―様似間”(116㌔)が廃止され、4月からバス転換される。国鉄時代に、この日高本線に唯一あったのが「静内機関区」である。この機関区は、昭和13年3月に開設され、戦後は、昭和35年11月に室蘭機関区静内車両分所となり、同39年4月に日高線管理所静内車両分所、同43年2月に追分機関区静内支区、同44年11月に苫小牧機関区静内支区と名称変更があり、同59年2月に廃止されたのである。ちなみに所属機関車は、すべてがC11形蒸気機関車で5両が配置され、機関区廃止後、207号機は、静態保存後JR北海道により復活し、SL函館大沼号やSLはこだてクリスマスファンタジー号の牽引機関車として活躍し、現在は、東武鉄道に貸与され鬼怒川線でSL大樹号として活躍している。また、227号機は大井川鉄道に売却され、きかんしゃトーマスとして活躍している。
●国鉄全盛期の頃の「静内機関区」
●SL函館大沼号として活躍中の「C11形蒸気機関車207号機」
●大井川鉄道のきかんしゃトーマス「C11形蒸気機関車227号機」
●国鉄全盛期の頃の「静内機関区」

●SL函館大沼号として活躍中の「C11形蒸気機関車207号機」

●大井川鉄道のきかんしゃトーマス「C11形蒸気機関車227号機」

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