416 国鉄函館本線「旧本郷駅の灯油ランプ&油庫」。」

道南の木古内町にある〈木古内町郷土資料館・いかりん館(見学は無料)〉の鉄道コーナーに、古びた「灯油ランプ」が展示されている。明治35年12月10日、道南初の鉄道が“函館―本郷(後の渡島大野駅、現在の新函館北斗駅)間”の約16㌔で開業した。当時、本郷駅で使われていたのが、この「灯油ランプ」である。高さ約30㌢、幅約20㌢の箱のような形で、金属製の枠組みと上部の取手はややさびがあり、往時をしのばせる。3面にはガラスがはめられていたようだが、現在残っているのは1枚だけで、灯油を入れる小さな容器が、底に設置されている。また、その「油庫」が、北海道新幹線の現終着駅である新函館北斗駅前に残っている。高さ3.6㍍、奥行き2.7㍍の重厚なレンガ造りで、説明板には『明治44年に建築され、当時、駅構内の照明用ランプや機械設備などに使用する油類を保管していた』とある。時代の最先端を行く鉄道の駅舎にともる「灯油ランプ」。同じ場所に、今は北海道新幹線の駅舎が建ち、発光ダイオード(LED)の電灯をともしている。「灯油ランプ」を眺めながら、新しい時代の幕開けに興奮する人々の思いを想像したい。全国の鉄道ファンの皆さん、ぜひ一度見学してみては。

●木古内町郷土資料館・いかりん館に展示している旧本郷駅の「灯油ランプ」(ダルマストーブの隣)IMGP1701.JPG
●JR函館本線・旧渡島大野駅の「油庫」P5030031.JPG
●北海道新幹線・新函館北斗駅前にモニュメントとして移設された「油庫」P5030624.JPG

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