252 函館近郊解体機関車のミステリー~D51942がD51327に~。

函館近郊の森町赤井川地区の民宿前に、かつて、「D51形蒸気機関車942号機」があった。もちろん現在は、解体されてしまい、その痕跡すらない。この機関車は、昭和19年3月に川崎車輌兵庫工場で製造され、すぐに北海道に渡り、札幌鉄道管理局に配属され、長万部機関区に配置された。その後、長万部機関区に籍を置いたまま苗穂工場で、耐寒工事やボイラー交換、前照灯副灯取付、北海道仕様切詰デフ実施等の工事が行われた。そして、昭和48年7月頃?(正確な時期不明)に長万部機関区で廃車となった。これを森町の個人が購入し、経営する赤井川地区のドライブイン(のち民宿)敷地で静態保存していたが、放置されるがままに錆び腐食等劣化が激しく、平成18年6月17日に解体された。この機関車にはミステリーがあり、個人が購入した時には、本来のD51942ではなく、なぜか別機のD51327のプレートが取り付けられていて、その後、意図的に撤去されたという。また、国鉄北海道総局の売却書類上もD51327として売却記録があり、どうしてこのようになったかは今もって謎のままである。

●森町赤井川地区の民宿前にあった頃の「D51形蒸気機関車942号機」(設置された時は327号機として設置)
画像

●現役時代の「D51形蒸気機関車942号機」(昭和42年・長万部駅)
画像

"252 函館近郊解体機関車のミステリー~D51942がD51327に~。" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント