JR宗谷本線・特急運休の「代走車両」とは?

今日は、「JR宗谷本線・特急運休の“代走車両”とは?」の話題を一つ。年末年始の大雪で、JR北海道の豪雪エリアでも各地で列車の運休が発生している。“札幌―稚内間”396.2㌔を、1日1往復するキハ261系の特急宗谷(51D・52D)や、“旭川―稚内間”285.3㌔を1日2往復する特急サロベツ(61~64D)にも今年1月、運休が発生した。こうした大雪や鹿との衝突で定期特急列車が運休したとき、「代走」を務める車両がある。JR旭川運転所の〈キハ54形500番台気動車〉もその一つである。JR北海道の〈キハ54形500番台気動車〉は、旭川運転所と釧路運輸車両所に所属し、国鉄が昭和61年から62年にかけて41両つくった気動車で、当時の新潟鐵工所と富士重工業が製造したモデルで、現在JR四国でも活躍している。JR北海道向けの500番台は、さまざまな耐寒設備や凍結防止機能などが付いた車両で、旭川運転所に所属する3両(527~529)は、急行用に仕立てられている。この急行用キハ54形は、新幹線0系の廃車車両から流用した転換クロスシートを備え、平成12年まで宗谷本線を走っていた急行礼文として活躍していた。この冬も発生している大雪のため、運休している特急列車をフォローするかたちで登場するのが、この〈キハ54形500番台気動車〉で、急行用や普通用の区別なく、「臨時列車(代走)」として走っているのである。

●「代走車両」として活躍するキハ54形500番台気動車P1180831.JPG

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