334 令和元年のSL排雪列車「キマロキ」。

北海道名寄市にある北国博物館の前庭の、旧国鉄名寄本線の線路上に全国で唯一のSL排雪列車「キマロキ」がある。雪の多い北海道や東北・北陸地方では、普通はラッセル式という逆V字型の羽根で、雪を両側にはねて線路の除雪をするが、だんだんレールの両側に高い雪の壁ができて、ラッセル式では除雪が困難となり、列車の運行に支障をきたすようになる。そのような状態になったとき「キマロキ」編成の排雪用列車を出動させた。これには、機関区員や保線区員など数十名が分乗し、一致協力のもとに作業に当たった。先頭の機関車が両側の雪の壁を崩してかき集める〈マックレー車〉を引き、その集めた雪を、〈ロータリー車〉が回転する羽根で遠くへ吹き飛ばし、その〈ロータリー車〉を機関車が後押しをするという一連の作業で、きれいに除排雪したのである。ここ名寄市は、宗谷本線と、今は廃線となった名寄本線・深名線の分岐点として、道北の交通・文化・産業の中心都市として発展を続けてきたのである。また、北海道内有数の豪雪地帯としても有名である。ちなみに「キマロキ」とは、『機関車の(キ)+マックレー車の(マ)+ロータリー車の(ロ)+機関車の(キ)』の頭文字をとって、名付けられたものである。

●ようこそ令和元年の横断幕を掲げた「キマロキ」
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