寝台特急「北斗星」牽引した「DD51形ディーゼル機関車」、函館で“廃車”待つ。

今日は、「北斗星牽引DD51形ディーゼル機関車廃車」の話題を一つ。北海道の鉄道近代化の“立役者”となった「DD51形ディーゼル機関車」が、JR北海道の3月ダイヤ改正に伴い、道内で現役から退いた。昭和45年にSLからバトンを受け継ぎ、「函館―札幌間」で寝台特急「北斗星」、「カシオペア」を牽引するなど長年活躍してきたが、JR北海道は道内に残った9両を“廃車”とするが、鉄道ファンからは一部の保存を求める声も出ている。この「DD51形ディーゼル機関車」は大型SLの代替として開発され、昭和37年から昭和53年にかけて649両が製造された国産のディーゼル機関車で、四国以外の全国の非電化区間で活躍し、道内でも客車・貨車双方を牽引した。横から見ると凸型の赤い車体に白い横帯が引かれ、黒1色のSLとは対照的だった。昭和63年の青函トンネル開通後、寝台特急「北斗星」を牽引するようになってから一部の車体を客車と同じ青に塗り替えた。その後、寝台特急の減便や廃止で次第に減り、「青森―札幌間」の夜行急行「はまなす」が3月22日に廃止されると同時に最後の9両が引退し、今後“廃車”となる予定である。ちなみに、道内の貨物列車からは一足早く平成26年に引退している。この9両のうち5両は4月下旬から、函館市のJR北海道函館運輸所にあり、うち1両はナンバープレートが外されて側面に「休車」と表示されている。これにより、国内で現役の「DD51形ディーゼル機関車」は愛知県のJR西日本愛知機関区に貨物用が残るだけとなり、JR東日本が6月から寝台特急「カシオペア」の車両を使って道内でも走らせるツアー専用の「臨時列車」は、この「DD51形ディーゼル機関車」ではなくJR貨物の新型機関車「EH800形電気機関車」か牽引する予定である。せめて1両を、どこかで保存してくれないだろうか……。

●JR北海道函館運輸所に留置されている北斗星仕様の「DD51形ディーゼル機関車」①
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●JR北海道函館運輸所に留置されている北斗星仕様の「DD51形ディーゼル機関車」②
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●かつての名列車・急行「ニセコ」を牽引した「DD51形ディーゼル機関車」の重連
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